ご訪問いただきありがとうございます。
 
元・怒りんぼかーさんのやまだともこです。
 
 
 
 

「ピアノの練習はっ?」
 
「もう、毎日やるって
自分で約束したんでしょ!!」
 

 
 
 
そんなふうに
怒ってしまうことは
ありませんか?
 
 
 
今日は
 
子どもはどうして
約束を守らないのか。
 
ということについて
考えたいと思います。
 
 
 
 

約束とは

 
まずは
「約束」という
言葉の定義を
wikipediaで調べてみました。
 

約束(やくそく)は、
当事者間で決めること。
 
あるいはその決めごと、
社会や組織内のルールのことを指す。

 
 
そうなんですね。
 
 
 
「約束」とは
「当事者間」で決めること。
 
なんです。
 
 
 
今、何か
思い当たりましたか?
 
 
 
 
 
 

それは「約束」ですか?

 
 
 
では
 
「約束」をしたときのことを
思い出してみてください。
 
 
 
【例1】
 
子「ピアノ、習いたいなー!」
 
母「習うんだったら
 毎日練習しなきゃいけないのよ?
 それでもやるの?」
 
子「うん。やる!」
 
 
 
 
このときの子どもの心には
 
「ピアノ教室に行きたい!」
 
という感情しかなくて
 
「毎日練習をする」
 
ということが
どんなことなのかまでを
想像していないかもしれませんね。
 
 
 
 
 
 
【例2】
 
母「練習しないなら、
 ピアノなんて辞めちゃいなさい!」
 
子「やだー!!」
 
母「続けるなら、毎日練習するのよ?」
 
子「・・・うん。」
 
 
 
このときの子どもの心理は
 
(ピアノを辞めると言って)
「ママをがっかりさせる」
または
「ママに怒られる」
という状況から
今すぐ抜け出すために
 
ママのいうことに
とりあえずYESと言っている。
 
 
もしくは
 
 
「ピアノを辞めたくない」という
気持ちは本心だから
 
返事をした瞬間は
「(練習は好きじゃないけど)
やらなきゃいけないな・・」
という気にはなっている。
 
 
ということが
多いかもしれません。
 
 
 
そしてまた、ママは
同じ言葉を繰り返すんです。
 

「自分がやるって言ったんでしょ!」

 
って。
 
 
 :
 :
 :
 :
 
 
あなたが思っている
 
「子どもとの約束」
 

 
本当に、「約束」ですか?
 
 
 
 
 
ママが「約束」だと
思っていることは
 
実は
ママが「一方的に決めたこと」
であることが多かったりもします。
 
 
それは「約束」ではないのです。
 
 
 
 
 

信用をしてはいけません

 
 
 
「え?だって、ウチの子が
やるって言ったんですよ。」
 
と、ママは言うのです。
 
 
 
では
 
子どもが「やる」と
言ったときの顔を
 
思い出せますか?
 
 
 
親子だから、わかりますよね?
 
 
本当にやりたくて
言っているのか
 
今のこの状態から
抜け出したいだけなのか。
 
 
 
「言葉」を信用しているふりをして
子どもを責め続けるのは
 
もう、終わりにしましょう。
 
 
 
 

じゃぁ、どうしたら?

 
 
「じゃぁ、ピアノを
辞めさせたらいいのでしょうか」
 
 
次の問題は、ここになります。
 
 
 
それは、
きちんと話を聴くことで
解決していくことが大切です。
 
 
 
そもそも
 
なんのためにピアノをやるのか。
 
とか
 
本当に
「毎日練習をすること」が
ピアノを続けるのに必要なのか
 
というところまで
立ち戻ることもあるかもしれません。
 
 
 
 
あなたが
 
 
「どうせやるなら、目的をもって。」
 
「どうせやるなら、楽しく。」
 
 
と思うなら
 
 
 
 
ママと子どもの
日々の関わり方が大切です。
 
 
 
関わりながら
次の行動を決めていけばいいのです。
 
 
 
 

約束を守らせたいなら

 
 
 
子どもに約束を守らせたいなら
 
その「約束」が
子どもの未来の
目標を達成するためや
ワクワクする目的のためで
あることが必要です。
 
そして
 
子どもが自ら決めたことを
「約束」とすることが必要です。
 
 
そのときの顔も
強い意志を持っているか
しっかり確認してくださいね。
 
 
 
そして
そんな「約束」であったとしても
 
未来永劫守らせ続けることを
ママが手放すことも必要です。
 
 
 
 
 
ママが子どもにとって
 
約束を守れなくなった時に
それを言える相手なのか
 
 
約束を守るたびに
「がんばってるね!」と
目標に向かう快感を
一緒に喜んでくれる相手なのか
 
 
ということが
本当に、大切なことなのです。
 
 
 
そういう関係になるのに
必要なのは
 
 
 
ママが
 
約束を守ったり
一度した約束を取りやめたり
することを
 
子どもに見せ続けることや
 
そんなエピソードを
子どもに話すこと
 
だと、私は思います。
 
 
 
 
 
完璧でなくていいんだよ。
 
 
ママは、完璧でなくていい。
 
 
 
親も子も
 
約束を
守ったり破ったりしながら
 
 
そのたびに
話し合っていける関係を目指したいと
 
私は思うのです。
 
 
 
 
 
 
これを聞いて、どう思いましたか?
 
 
あなたは今日から、何を始めてみますか?
 
 
 

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