ご訪問いただき
ありがとうございます。
元・怒りんぼかーさんの
やまだともこです。
10/6~7の1泊で
プレシャス・マミーの
親子合宿へ
参加してきました。
わが家が
この合宿に参加するのは
3年目。4回目。
1回目に参加したときから
子どもたちが
「次はいつなの?」
「また来たい!!」
と言い続けていて
子どもたちが
1年で一番楽しみにしている
イベントです。
この合宿は
とにかく「体験型」。
体験型といっても
何かを強制されるわけではなく
参加するかどうかは自由。
やりたくないなら
やらなくていい。
やりたいことがあるなら
提案していい。
子ども同士のケンカだって
「大いに、やれ!」
です。笑
大人の仕事は
(私は特に、末子も小3なので)
なにかの折に
(キノコ狩りをした山から
帰るときとかに)
「置き去りになってない?」
と
アタマカズを数えるくらい。
あとは
ビールを飲みながら(笑)
やっぱり
やりたくないことはやらずに
穏やかに過ごすこと。です。
合宿内の
アクティビティには
スケジュールはあるものの
状況によっては
所要時間が大きく変わるし
それをも、楽しむ♡
本当に
すばらしい環境での
すばらしい合宿なのです。
そして
今回は、初のイベント。
『鶏の解体』があったので
その、レポをします。
鶏の解体。
この意味が分かりますか?
生きている鶏を
今回は
お世話になった合宿所
『陽だまりの家』で
実際に
3年以上飼育されていた
メスの鶏と
1年半飼育されていた
オスの鶏を
活き締めにして
それをいただく。
という体験でした。
これ以降
読む方の状態によっては
ショックな表現が
あるかもしれませんので
その恐れのある場合は
読み進めることを
お控えください。
まず
陽だまりの家さんのご近所で
養鶏場を営む山本さんが
ゲージにいる鶏を
捕まえました。
このときの持ち方が
羽を交差させる
「羽交い締め」
なんだって。
暴れるわけでもなく
動かずにいる鶏。
おとなしくしているので
身体を撫でにいく子ども
遠くから
見守っている子ども
そして
「ねぇ、その鶏、いつ殺すの?」
と発言する子どももいました。
それを聞いて
「『殺す』だなんて言葉を
使うもんじゃない」
なんて
止める大人はいませんでした。
だって、事実だもん。
殺すんだもん。
そうだよ。
殺すんだよ。
この鶏を殺して
今から食べるんだよ。
私たち。
私たちは
そういうことを
毎日、している。
だから
「いただきます」なんだよ。
それを正当化するような
キレイな言葉を
使わなくったって、
それでも、いい。
それぞれが
感じたままに
発言することを許すのが
プレシャス・マミーなんだよね。
こういうところが
本当にすばらしいって
いつも感じるんです。
そして実際に
命が消えていくところを
目の当たりに。
鶏の血を抜くための
作業が行われる最中は
場が静まり返っていました。
幼い子どもも含めて
誰も目をそらしませんでした。
その後
高温のお湯で鶏を湯がき
みんなで鶏の羽を
むしり取り
「さばく」という名の
解体作業。
最後には、それを焼いて。
いただきました。
せっかくいただく命だから
「申し訳ない」と
思うよりも
笑顔で食べた方が
鶏も喜ぶよね♡
と
みんなでおいしく
いただきました。
もちろんひとりも
「そんなもん、食べられない!」
だなんて
言いませんでした。
実は、今回の合宿に
この体験があるとわかったとき
参加するママの
グループの中では
「大切なこととは
わかっているけれど」
「ショック」
「子どもに見せるのは
早すぎる気がする」
「トラウマになったらどうしよう」
「私が、見られないかも」
などの言葉が飛び交いました。
ママもやっぱり不安なのです。
そして最終的には
全員が
それを受け入れました。
子どもに見せるかどうかは
親が勝手に決めるのではなく
子どもに聞いて判断させよう。
と、決めました。
子どもの中には
「見たくない!気持ち悪い。」
と発言する子もいましたが
結局参加していました。
中には
「やっぱり見ない」
という選択をして
参加しない大人もいました。
そして
私自身が
解体作業あたりで
めまいを起こし
その場を離れました。^^;;
(そんな大人は
多分私だけだったと思う。
その後、焼いた鶏は
おいしくいただきましたよ。^^)
まずは、知ること。
そして
それをどう活かしていくのかを
考えること。
これが
本当に大切です♡
と思うのです。
そして
今回お世話になった
養鶏場の山本さんは
「見なくて済むものは
見なくてもいいとも
思っています。」
とも
おっしゃっていました。
やっぱり
選択は、自由。
ただ
知る環境があることを
可能な限り提示することは
大人の責任だよね。
と、感じる体験でした。
マグロの赤身1切れの
エネルギーで
人が生きられる時間は
2秒
だそうです。
私たちは
多くの命を
日々、いただいている。
食品を選ぶときにも
調理をするときにも
食べるときにも
その命たちに
はずかしくない行動を
してゆきたいものですね。^^

